集団救急事故発生時の 救出救護訓練


 9月9日の救急の日、甲斐市敷島総合運動公園において『多数傷病者事故発生時の救出救護訓練』を実施しました。
 この訓練は多数傷病者事故発生時において、短時間に最も効果的かつ適切な運用を実施するために救急隊・消防隊及び特別救助隊各隊の指揮体制の確立と、ト リアージ能力の向上並びに医療機関との密接な連携体制を保持しながら迅速かつ安全に救出、医療機関へ搬送し救命効率の向上を目的としています。





  訓練は林道を走行中のマイクロバスと対向してきた普通乗用車が正面衝突し、普通乗用車は大破、マイクロバスはガードレールを突き破り崖下に転落し車内に多 数の負傷者がいるという想定で行われ、山梨県立中央病院及び山梨大学医学部付属病院の医療チームの協力を得て行われました。

 訓練で使用されたトリアージタックは、大災害により、負傷者が多数発生した場合に重傷度や緊張度を選別するときに使用ます。

軽症は緑色(V) 中等症は黄色(U)
重症は赤色(T) ●死亡等は黒色(0)

 このトリアージタックを負傷者に装着し、タックと同色のシートが敷いてある各応急救護所まで搬送します



第一次訓練 
災害速報・応援要請訓練
指揮本部及び応急救護所設置訓練
救出救護訓練及びトリアージ訓練
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第二次訓練
医師搬送訓練
山梨県立中央病院 医療チーム 山梨大学医学部付属病院 医療チーム
第三次訓練
消防防災ヘリコプター『あかふじ』搬送訓練




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