2025年12月10日
【3機関合同】風俗営業所等に対する夜間特別査察を実施しました。
令和7年12月3日に甲府市中央一丁目及び四丁目周辺において、風俗営業所等に対する夜間特別査察を甲府警察署及び甲府市建築指導課と合同で実施いたしました。
査察の重点事項は次のとおりです。
① 階段や通路などの避難経路に、避難の障害となる物件が置かれていないか
(理由:階段や通路に物を置いてしまうと、火災発生時に避難の障害となる上、これらの物が延焼し、火災による被害を拡大させるため)
② 防火戸、防火シャッターなどの付近に閉鎖障害となる物件が置かれていないか
(理由:階段の出入口等に設置されている防火戸等が、火災発生時に閉鎖することで、煙の流入を防ぐものであり、閉鎖の妨げになる物を置くことで適切に閉鎖せず、火災による被害を拡大させるため)
③ 火を使う飲食店等のレンジフードやダクトが適切に清掃されているか
(理由:レンジフードやダクトが油等で汚れてしまうと、調理時に発生する火の粉等により着火するおそれがあり、火災発生の原因となるため)
夜間特別査察で違反があったテナントの関係者には改善するよう指導しました。
そのうち、避難経路である廊下に多量の物品(ゴミ袋、段ボール、空き瓶など)が放置されていて、火災発生時に避難障害となり人命危険が高いと判断したテナント関係者には、物品の除去命令を発動しました。関係者により物品の除去が行われたため、現在、避難障害は改善されています。
廊下や階段などは避難経路です。
命を守るため、物品の放置は絶対にやめましょう!





